監視不要なawsのebsとは

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安心して運用できるストレージの確保は情報技術を活用する上で欠かせないこととなっています。しかし、ストレージの容量が十分にある状況を維持したり、内部データやデータ通信の安全性を確保したりするのは簡単なことではありません。

そのために監視が必要になることも多いですが、awsのebsなら様々な課題を解決できるのでどんなものなのかを知っておきましょう。

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awsのebsとは何か

awsの提供するebsとはElastic Block Storeの略で、一般的にはブロックストレージと呼ばれるストレージサービスです。

簡単に言ってしまえばクラウドサービスによって個別化されたストレージ領域を利用可能にしてくれるシステムで、主に同じawsのアプリであるAmazon Elastic Compute Cloudを使用するときに活用する目的で開発されました。

実際にはebsを単独で申し込んで利用しているユーザーも多く、汎用性が高いブロックストレージとして有効活用されています。インターネット環境さえあればどこでもアクセス可能なオンラインストレージの需要が高騰する中で、数々のストレージサービスが利用できるようになりました。

その中から信頼できるサービスを選び出すのは容易ではないでしょう。しかし、awsのebsであればほとんどのケースで安心して利用することができます。オンラインストレージを有効活用したいというときには候補に入れてみると良いサービスです。

オンラインアクセス可能なストレージは監視の重要性が高い

一般的な事実としてオンラインでアクセスできるクラウド型のストレージを確保したときには完全に放置しておくのは危険です。クラウドサーバーには誰もがアクセスできるという点でセキュリティーに関する懸念がまずあります。

ストレージで管理される情報の多くは企業にとって重要な機密情報ということが多く、わずかな漏洩が企業生命を絶つことにつながりかねません。外部からのアクセスに常に目を光らせ、セキュリティーホールがないかを確認するための監視が必要なのです。

また、ブロックストレージを使っているときには障害発生も大きな問題になります。予期せぬ動作によってデータがアクセス不能になったり、突然一部のデータが消失してしまったりするトラブルもないわけではありません。

ストレージとして安心できる状態を維持するためにはやはり監視が重要な役割を果たします。アクセス状況を監視してトラフィックが混雑しているところや緩和されたところを随時確認し、トラブルが発生するような状況を生み出さないようにすることが必要です。

また、定期的なバックアップを行うなど、リスクマネジメントをすることも欠かせないでしょう。オンラインストレージを運用できるようにするためにはこのような対応が可能な管理者がいなければなりません。社内エンジニアを雇って対応させるか、社外の専門業者に依頼して監視してもらうのが通例です。

そのコストや手間を考えると運用は断念するという結論に達することすらあります。しかし、awsのebsであればその心配はありません。監視不要なシステムになっているからです。

ebsは監視不要なのはなぜか

ebsも基本的にはオンラインストレージの一種なので同じように監視が必要なのではないかと思う人もいるでしょう。

なぜebsでは監視をする必要がないのでしょうか。まず、セキュリティー面については高いデータコンプライアンスを発揮するために工夫が施されています。暗号化と保護の機能が充実しているのが監視を不要としている主な理由です。

ebsではボリュームの暗号化や保護を自由に行えるようになっているだけでなく、たった一回設定をするだけで自動的に暗号化をするシステムが搭載されています。ストレージ内で保管されているデータだけでなく送信データなどについても全て暗号化しているので簡単には情報が漏洩することがないのです。

次に、障害発生については高い耐久性と可用性を持つシステムを作り上げることにより保証されています。年間故障率が0.1〜0.2%という低い水準になっていることに加え、常に99.999%の可用性を確保することに成功しているのです。

この信頼性は各ボリュームをアベイラビリティーゾン内で複製することにより実現されています。ボリュームを別のサーバーに複製しておくことで、たとえ一つ障害が発生したとしても別のサーバーを利用することで即座に問題に対処できるのです。

常にバックアップが作成されているので安心できるという理解をしても良いでしょう。

ebsの容量は実質的に無限大

監視が不要なのとの関連があるebsの魅力として押さえておきたいのが容量です。エラスティックボリュームになっているのはebsのメリットで、実質的にストレージの容量は無限大になっています。

エラスティックボリュームとは容量が柔軟に変化するボリュームで、例えばストレージ内にあるアプリが大量の容量を必要としたときに拡張して利用することができます。このような柔軟な対応を自動的に行えるシステムを組み込んであるため、ストレージ内にあるアプリが同時に大量に使用されたり、多くのデータ通信が行われたりした場合にもパフォーマンスが低下してしまうことも、容量不足でオーバーフローしてしまうこともありません。

一般的には監視をすることでこのようなトラブルも防いでいます。容量がオーバーしそうなときにはユーザーに警告を出して不要なものを削除してもらったり、サーバーを人力で拡張したりして対応するのが基本です。エンジニアの力によってその対応をする必要がない動的なシステムを取り入れているため、ebsを使うと監視不要で安心して運用を続けられます。

汎用性の高さも魅力的

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基本的にはebsをストレージ容量を提供するサービスですが、必ずしもデータを保管しておくためだけにあるわけではありません。アプリケーションをebsのボリュームを使って稼働させることもでき、むしろその目的で用いられることが多くなっています。

業務上必要なシステムをebs上で常に稼働させておくことにより業務に支障が生じないようにするといった方法で活用されています。その業務システムで必要なデータなどを格納する先としても利用して運用するのが典型的です。

この際に使用できるアプリケーションの幅も広く、ビッグデータを取り扱うような高度な処理をするのにも十分に耐えられるサーバーが用意されています。汎用性が高いという点でもebsを利用するメリットは大きいでしょう。